はじめまして。

杜のタイムトライアル実行委員会の菊地 篤と申します。


今回、新しくランニング大会を開催するための準備資金を募集したく、初めてクラウドファンディングを立ち上げました。

現在、コロナウイルスによって日本全国のマラソン大会が中止・規模縮小となっており、ランナーが参加できる大会が極めて少ないです。


もちろん、コロナウイルスの影響は無視できませんが・・・


本当にすべてのランニングイベントを諦めなければいけないのでしょうか?


元旦の恒例行事である駅伝大会や日本選手権、インカレなどは、現地での観戦を控えてもらうように呼びかけたうえで競技が実施されています。


大人数が一斉にスタート地点に集結するマラソン大会は感染リスクが高いのかもしれませんが、


「少人数で開催される駅伝やトラック競技なら開催を実行できるんじゃないか?」


という発想から、2月の寒い時期ではありますが、宮城県にて初めてトラックレースを開催いたします。

ぜひ、ご支援よろしくお願いいたします。



本プロジェクトのタイトルにもある通り、コロナウイルスの影響により日本全国のマラソン大会が中止・規模縮小となっております。

例年ですと、ちょうど2〜3月は東京マラソンをはじめ、多くのマラソン大会が開催される時期です。


しかし、2021年は...?


箱根駅伝や大阪国際女子マラソンは無観客。

都道府県駅伝は史上初めての中止に。

大会によっては、「オンラインマラソン」という形式も出てきました。


それぞれの大会を批判したいわけではなく、

「大会がないなら、できる方法をしっかりと考えたうえで、大会を作るしかない」

という、結論に至りました。


しかし、現在、トラックの競技会を開催するとなると、通常の競技会にプラスしてコロナウイルスの感染対策として・・・


・消毒液

・体温計

・飛沫感染防止用の透明シート

・フェイスガード

・マスク

・コロナ対策のスタッフ確保


など、どうしてもいつもの競技会よりもコストが多く発生してしまいます。

選手がより安全に大会にご参加いただくためにも、ぜひご支援いただけましたら嬉しいです。


最近、ランニング界で話題になっている「厚底シューズ」ですが、実は大会によって厚底の高さに制限が設けられています。


特に、2020年に日本陸連のルールが変更となり、

日本陸連公認の大会に出場する場合、靴底の厚さが

トラック競技:25mm以内

ロードレース・駅伝:40mm以内


のシューズしか使用できなくなりました。


つまり、「現在、トラック競技では厚底シューズが使用できない」のです。


しかし、最近のランニングシューズのラインナップはほとんどが厚底シューズ。

いまとなっては、靴底が25mm以内のシューズを使用しているランナーの方が少ないです。

ましてや、陸上競技用のスパイクを使用しているランナーは全体の数%でしょう。


このような背景から、市民ランナーの「陸上離れ」がますます加速してしまいそうだと思い、厚底シューズが使用できるトラックレースを開催することにいたしました。


僕自身、以前は東京に住んでいたのですが、当時は代々木公園陸上競技場(織田フィールド)で開催されているトラックレースに定期的に参加していました。


このトラックレースは「ガチ」の陸上競技大会とは少し違い、


・レース中はテンポのいいBGM

・ペースメーカーが一緒に走ってくれる

・ランニング系YouTuberが動画を撮影しながら走っている など


「競技」という一面を残しつつ、ランニングがエンターテイメント化しており、参加者の楽しく走っている姿がとても印象に残っています。


しかし、地方にはそのようなエンターテイメントの側面をもったトラックレースが非常に少ないため、以前よりエンタメの要素を含んだ大会を作りたいと考えていました。


本大会でも、選手が楽しくランニングイベントにご参加いただけるよう、ゲストをお呼びして大会を盛り上げていく予定です。


陸上競技大会はほとんどが各都道府県の陸上競技協会が主催するもので、「THE 陸上」という敷居が高いイメージがあります。


そのため、参加資格が比較的に易しい大会でも、参加しているのは学生競技者ばかり。


社会人で参加している選手も、そのほとんどが陸上部出身です。



しかし、ふと周りを見渡すと、街中では社会人ランナーをたくさん見かけます。

レベルの程度は違えど、おそらく街中でランナーを見かけない日はないのではないでしょうか?


地方都市でも「リレーマラソン」というイベントだと1,000人規模になるのですが、「陸上競技大会」となると、参加者が数十名(しかも、そのほとんどが学生競技者)。


僕自身も知り合いのランニング友だちに

「トラックの大会出てみない?」

と、誘ってみると、


「いやいや、僕なんかがトラックで走ったら迷惑かけちゃうよ」

と、軽く拒まれてしまいました(泣)


同じ「走るスポーツ」なのに、どうしてこんなにも差があるのでしょうか?


僕はこの大会を通して、「トラック競技」がより親しみやすいスポーツにできたらいいなぁと考えています。

「トラック競技」が一般社会人が運動をするきっかけになり、健康寿命が延伸するきっかけとなれば、陸上競技に携わる一員として、社会の一員として嬉しいです。


2021年は東日本大震災から10年と節目の年です。

まだまだ津波の爪痕が残っているエリアもありますが、沿岸部の商業施設も以前の活気を取り戻しつつあります。


これまでは何かと「復興」というキーワードが使われてきましたが、少しずつ「元気な姿」を見に来てもらう機会があってもいいのかな?と考えております。

(もちろんコロナウイルスが落ち着いたら...の話にはなりますが)


そこで、仙台市の沿岸エリア(仙台市宮城野区・多賀城市)を会場にした日本陸連公認のハーフマラソンを開催できないかと検討しております。


沿岸エリアはショッピングモールも充実しており、交通のアクセスも便利です。

また、仙台は坂が多い街ですが、沿岸部はほとんど起伏がなく、フラットなコースを設定できると思います。

近くにはイベントホールもあるため、EXPOなども同時に開催できそうな気がします。


まだまだ妄想段階のシナリオですが、もし実現いたしましたら「元気な仙台」を見に来てください。


今回のクラウドファンディングでは、目標金額を20万円として、以下のために充てさせていただきます。


・大会運営費

・コロナウイルス対策

・返礼品制作費、郵送費

・クラウドファンディング手数料


本大会を開催することで、市民ランナーのみなさんに喜んでいただけたら僕自身も嬉しいです。

まさか学生時代の経験がここにきて活躍するとは思っていなかったため、いまから大会当日が楽しみです。


ぜひ、出場するレースがなくなってしまったランナーのために一緒に大会を作りましょう!

もし、僕の想いに少しでも共感いただけましたら、ご支援をお願いいたします。


本大会の開催にあたり、岩沼市陸上競技協会 さま、岩沼市陸上競技場 さま をはじめ、多くの方のご支援にをいただいております。心より感謝申し上げます。


最後になりますが、そうは言っても新型コロナウイルスの新規感染者は日に日に増加しております。

ぜひ、あなたの命とあなたにとって大切な方の命を守るためにも、それぞれが感染対策をしっかりと行いましょう。


みなさまの健康と安全を心よりお祈りしております。


主催 ユナイテッドアスリーツ、広瀬川RC

主管 杜のタイムトライアル実行委員会

後援 河北新報社、岩沼市

協力 岩沼市陸上競技協会、株式会社epi&company、株式会社新潟アルビレックスランニングクラブ

協賛 株式会社柴田不動産、ユメテラス株式会社、たまて鍼灸接骨院

日時 2021年2月27日(土)

会場 岩沼市陸上競技場


大会公式ホームページ https://mori-trial.com



菊地 篤

1987年生まれ 宮城県仙台市出身

学歴:東北学院高校 → 宮城教育大学 → 東北大学大学院 医学系研究科(修士)

所属:Harriers(東京都)→ ユナイテッドアスリーツ(宮城県仙台市)


元・東北学連 常任幹事

杜のタイムトライアル 創設者/大会会長

ユナイテッドアスリーツ 代表


<自己ベスト>

1500m 4:05:79、ハーフマラソン 1:13:37、フルマラソン 2:38:56

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